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世界遺産の参詣道を経て熊野三山に至る

「熊野古道」は、2004年の夏に世界遺産登録されたことで、国内でも一気に有名になりました。
この道はただ一本の道ではなく、「紀伊路(きいじ)」・「中辺路(なかへち)」・「大辺路(おおへち)」・
「小辺路(こへち)」・「伊勢路(いせじ)」などのコースがあります。
世界遺産に登録されているのは、「中辺路」・「大辺路」・「小辺路」・「伊勢路」の4つです。
いにしえの人々はこれらの道を歩み、どこを目指したのでしょう?

神々の鎮座する熊野三山を目指して

「熊野三山」とは、いずれも和歌山県紀南地方にある
「熊野那智大社(くまのなちたいしゃ)」「熊野本宮大社(くまのほんぐうたいしゃ)」「熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)」の三社を指します。
そして、この三山を結ぶルートこそが、熊野古道の中でももっとも
有名な「中辺路」なのです。

地図を指でたどると、本州最南端の地である串本町から北西に
田辺市、熊野速玉大社のある新宮市は北東に位置しています。
本宮大社のある本宮町も、熊野古道・中辺路のある中辺路町も、
かつては独立した自治体でしたが、「平成の大合併」によって田辺市の一部となりました。
熊野那智大社のある那智勝浦町は、現在も独立を保っています。

熊野那智大社(くまのなちたいしゃ)

日本三名瀑の1つに数えられる有名な「那智の滝」を擁する熊野那智大社は、現在、御創建1700年記念境内施設整備工事を行っている
最中です。
2019年3月には、新たに蘇った姿が見られるとのことです。
参拝客の訪れも一層増すことでしょう。

熊野本宮大社(くまのほんぐうたいしゃ)

日本サッカー協会がシンボルに定めたことで一躍有名になった「八咫烏(やたがらす)」の絵姿は、熊野本宮大社のあちらこちらにも見ることができます。
これは神武天皇が熊野を訪れた際に、神の使者「八咫烏」が奈良までの道案内を務めたというエピソードによるものです。

熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)

熊野速玉大神(くまのはやたまのおおかみ)・熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)を主神に、十二柱の神々を祀る新宮十二社大権現として全国から多くの参拝者が訪れます。
熊野速玉大社へお参りの際は、国の指定天然記念物の「梛(なぎ)の大樹」をご覧になってみてください。
これは当時、熊野三山の造営奉行を務めていた平重盛が植えたものとされています。
歴史の重みを目の当たりに感じられる立派な樹木です。

玉乃光酒造は、初代・中屋六左衛門が、和歌山市にて延宝元年
(1673年)に創業したのがはじまりです。
弊社の「玉乃光」の名は、代々の中屋六左衛門がこの熊野速玉大社に帰依していたことに発しています。
主神である「イザナギノミコト、イザナミノミコトの御魂が映える」との意味が込められているのだと社内では語り伝えられております。

敬虔な心こそが道をつくり、人々を歩かせる

それぞれに特徴のある熊野三山ですが、いずれにしても人々の篤い信仰心が「蟻の熊野詣(ありのくまのもうで)」とも呼ばれるほどの行列をなして三つの大社を目指し、熊野の深い山の中に自然と道を成していったのです。
和歌山を観光で訪れた際は、三つの大社を目指して散策してみてはいかがでしょうか?

玉乃光酒造

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