2020.10.12観光
穴場の夜景スポットもあり!伏見の大岩山を散策しよう

古くは縄文時代から狩猟生活が始まり、街道や水運の発達とともに栄えた伏見の歴史の中では
あまり目立たない存在の地域と言っていいでしょう。
しかし、今では珍しい竹林に覆われ、四季折々の美しい草花が生い茂る標高184mの大岩山は
地元の方にもあまり知られていない穴場の観光スポットとして、
京都市役所がおすすめする「深草ウォーキングマップ大岩山展望所コース」にも掲載されています。
京都には少ない夜景を楽しめる穴場スポットもあるので、ゆっくりと観光を楽しむのがおすすめです。
大岩山散策コース
大岩神社について
大岩山の中腹から山頂付近が大岩神社の境内です。
祭神は巨岩の大岩(男神)小岩(女神)の2つで、難病治癒の神様と言われ古くから信仰を集めていたのです。
参道は伏見の清らかな地下水の水源でもある大岩山の竹やぶの間をくぐり、日本画家の堂本印象が奉納した武人風や女人風のさまざまな石鳥居が点在しています。
美術館やアートがお好きな方であれば、とても心惹かれるのではないでしょうか。
社殿や社務所が荒廃しており、倒木などがある場合もあるため足元には注意が必要ですが、拝殿は整えられているので参拝するのには問題ありません。
森のマイナスイオンを浴び、ヤマザクラなどのさまざまな植物を見ながらのんびり散策と参拝を楽しむことができます。
住所:〒612-0817 京都府京都市伏見区深草向ケ原町89−2
アクセス:JR藤森駅から直線距離で1570m
大岩山展望所について
大岩神社まで長く歩いた疲れを癒し、広い眺望を楽しめるのが大岩山展望所です。
座る場所が用意されているので、休憩を取ることができます。
展望所から西側を眺めると、愛宕山、西山、京都の市街地、晴れていれば大阪の市街地までも見渡すことが可能なのです。
また少し南側に目をやると伏見桃山城の美しい姿も目に留まることでしょう。
この大岩山展望所は夜に訪れると、京都では貴重な夜景を楽しむことができます。
広い展望台というわけではありませんが、穴場なので込み合うことがなく落ち着いて景色を楽しむことができるのがうれしいポイントと言えるでしょう。
住所:〒612-0817
京都府京都市伏見区深草向ケ原町89
古御香宮(ふるごこうぐう、ふるごこうのみや)について
古御香宮は伏見桃山駅近くにある御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ、ごこうぐうじんじゃ)の御旅所(おたびしょ)です。
御旅所とは神霊を仮に安置する場所を指します。
豊臣秀吉が伏見城を築城した際、伏見城の鬼門の守護神として、伏見城の南西にあった御香宮神社を一時的に現在地から大亀谷(おおかめだに,現伏見区深草大亀谷)に移しました。
その後、慶長10(1605)年、徳川家康が伏見城の鎮守とするため御香宮神社を元の場所に戻し、
古御香宮は御旅所となりました。
現在では御香宮神社の神幸祭が10月10日に行われるため、それに合わせて神輿の渡御(とぎょ)が行われています。
※渡御(とぎょ)=ご神霊が神輿などでお旅所等に巡幸する事
住所:〒612-0843
京都府京都市伏見区深草大亀谷古御香町
拝観時間:10:00~16:00
TEL:075-611-0559
アクセス:JR藤森駅から直線距離で900m
まとめ
伏見の大岩山方面の散策は、あまり地元の方にも知られていない穴場の観光コースですが、
昼はハイキングコースとして、夜は京都では貴重な夜景を見ることのできる散策コースとして幅広く楽しめることがわかりました。
日帰りや半日でも気軽に行って帰ってくることができる散策コースなので、少しリフレッシュしたいと思う時に足を運んでみてはいかがでしょうか。
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玉乃光酒造
延宝元年(1673年)、玉乃光は生まれました。340年つづく玉乃光酒造の会社情報、直営店のご紹介です。