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樽酒の日本酒が美味しい理由

新年や開店祝いといったおめでたい場で、樽酒の蓋を木製の槌(つち)で開ける「鏡開き」が行われることが
あります。
このとき、その場にいる方たちにも喜びを共有してもらえるように振る舞い酒が配られますよね。
この樽のお酒が、いつも飲んでいるお酒と一味違って、美味しく感じたことはありませんか。

「樽酒」が美味しいと感じるのは、おめでたいシーンで、にぎやかに味わうからというだけではありません。
日本酒を杉で造った樽に詰めておくことで、木の香りがお酒にも移り、独特の香りが旨味となって、
美味しさを加えてくれるのです。
ちなみに、玉乃光の樽酒も杉の樽に詰めています。
ウィスキーの場合は、蒸留したアルコールを樽に詰め、何年もの時間をかけ香りと色をつけて熟成して、琥珀色の原酒ができあがります。
日本酒の場合は、樽にねかせる工程がなくても、美味しいお酒は完成されています。
ではなぜ、樽酒が作られるようになったのでしょう。

樽酒が作られるようになった理由

樽酒

日本酒の歴史をみると、日本で稲作が始まった弥生時代からお酒に
近いものが造られており、時代とともに醸造工程も完成され、
江戸時代には日本酒が商売の品として取り引きされていました。
当時は、甕(かめ)や徳利に日本酒を入れていましたが、大量のお酒を運ぶには不向きだったため、杉の樽に詰めて江戸へ向けて
運ぶようになりました。
そうしたところ、杉の香りが日本酒に移り、香りがよいと評判に
なったことから「樽酒」と呼ばれるようになり、ファンが増えて
いったようです。

樽酒の鏡開きの由来

樽酒パック

ところで、樽酒を開くときに、蓋を割ることを「鏡割り」ではなく「鏡開き」と言われる所以をご存知でしょうか。
樽酒の上蓋は、お正月に飾る鏡餅と同様に丸い形をしているので、
神事で使われる鏡に見立て、「円満」を意味しています。
これを割るという表現ではなく、開くという言葉を使い、円満が
末広がりに広がるように願って、「鏡開き」といわれるように
なりました。

樽酒と鰻

鰻

樽酒は香りがよいだけでなく、実は料理とあわせることで、良い効果もあります。
樽酒が飲まれるようになった江戸時代では、鰻屋で樽酒を飲みながら焼きあがりを待つというのが、粋な食べ方だったようです。

ハレの日に開運や祈願成就を思って飲む樽酒も、そのいわれを知っていると、より深く味わえます。

玉乃光酒造

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